2012年4月19日木曜日

マスターコントロール、富士通と製薬・医療機器市場におけるパートナー契約を締結

MasterControl Inc.(本社:米国ユタ州、CEO:ジョナサン・ベクストランド、以下、マスターコントロール)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と、日本市場におけるパートナー契約(VAR:Value Added Reseller)を締結しました。
富士通では、4月19日よりグローバルに展開する製薬会社および医療機器メーカを中心にマスターコントロールの全8製品と品質マネジメントシステム(QMS:Quality Management System)のコンサルティング、構築ならびにサポートサービスが提供開始されます。

ライフサイエンス分野におけるソリューション実績とノウハウを結集、トータルQMSを提供

近年、ライフサイエンス分野では、世界的な医薬品・医療機器に対する安全性重視の流れをうけ、コンプライアンスに対する要求がかつてないほど高まっています。特に製薬業界においては、ICH(日米EU医薬品規制調和国際会議)での標準化活動に伴い、日米欧3極でのリスク管理体制の構築やグローバルでの品質保証体制の確立など、より包括的な品質マネジメントシステムの確立が急務となっています。
マスターコントロールは、1993年創業以来、製薬会社および医療機器メーカーなどの査察を行う米国食品医薬局(FDA)をはじめ、550社以上のお客様に品質マネジメントシステムの電子化を支援するソフトウェアを提供しており、世界の製薬会社トップ20社の半数以上に導入されています。また、富士通は、長年にわたりライフサイエンス分野において研究開発を支援する業務システムを提供しており、トップシェアの導入実績を有しています。
今回、両社のライフサイエンス分野におけるソリューション実績とノウハウを結集し、お客様の業務システムと連携したトータルQMSソリューションを提供することで、ライフサイエンス分野のお客様の規制対応とグローバルでの競争力強化に貢献していきます。
今後、両社は、アライアンス強化を図り、両社のソリューションに関する連携機能の開発や、クラウドへの対応などサービスを拡充するとともに、欧米でのライフサイエンス分野における品質向上を目指した新しいサービスモデルの提供を行っていきます。具体的には、GCP(注1)業務支援システムとして国内トップシェアのDDworks21(注2)と連携して、グローバル治験に対応するGCP Risk Management Solutionを提供いたします。

富士通との販売提携により提供されるマスターコントロールの製品

  1. MasterControl Documents™
  2. MasterControl Process™
  3. MasterControl Training™
  4. MasterControl Audit™
  5. MasterControl Projects™
  6. MasterControl Risk™
  7. MasterControl Supplier™
  8. MasterControl BOM™

下記は、富士通株式会社 産業ビジネス本部 統括部長 大羽武利様のコメントです。
MasterControl社との戦略的提携は、富士通の新規顧客獲得およびグローバル展開に 大いに貢献するでしょう。また、富士通のソリューション力とMasterControl社の品質管理ノウハウを活かして、ライフサイエンス分野の技術革新に貢献します。

続きまして、マスターコントロール CEO Jonathan Beckstrandのコメントです。
We are very excited to partner with such a strong regional and global IT leader. This partnership and product integration, along with the combined years of experience of MasterControl and Fujitsu, will give pharmaceutical customers a major advantage in meeting the ever-increasing global regulatory challenges.

※商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※注釈
(注1) GCP:“Good Clinical Practice”の略。臨床試験の実施の基準。
(注2)DDworks21:GCP業務支援システムに必要な機能を網羅した上で、より精度の高いGCP業務遂行を支援いたします。

MasterControl Inc.について

MasterControl Inc.(マスターコントロール米国法人)は、日本をはじめとする諸外国企業の競争に対応し、アメリカの製造業界において「品質マネジメントの標準化」採用の動きが広がった、90年代初頭の1993年に設立されました。
設立当初は、社名をDocument Control Systems(DCS)とし、その名は品質マネジメントシステム関連の国際規格ISO 9000シリーズ(第一版1987年制定)の規格要求事項に対応するソリューションであるDocument Control Systemsが由来となっております。
マスターコントロールのソリューションは、製造業に限らず、コンプライアンス業界全般に対応しており、米国食品医薬局(FDA)など550社以上のお客様に組織全体の品質管理・保証を支援するソリューションとして採用されています。また、世界のトップ20社以上の製薬会社半数以上に、文書管理(MasterControl Documents™)や教育管理(MasterControl Training™)、品質イベント管理(MasterControl Process™)、品質保証向けソフトウェアであるMasterControl Audit™等、計8種類のソフトウェアを提供しております。
現在のマスターコントロールは、アメリカ本社をはじめ、イギリス、ドイツ、そして日本の4拠点から世界中の様々な企業へソリューションを提供しており、グローバル展開に不可欠な国境を越えたソリューションとして、またQA(品質保証)をはじめ、組織全体をサポートする品質管理システムとして、多くのお客様にご愛用いただいています。
社名    : マスターコントロール株式会社
所在地   : 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-15-19 アイオス目黒駅前5階
代表取締役 : Chad Fox
設立年月日 : 2008年4月1日
URL    : http://www.mastercontrol.co.jp/

本リリースに関するお問い合わせ先

富士通株式会社
担当  : 富士通コンタクトライン
TEL   : 0120-933-200
受付時間:9時〜17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
マスターコントロール株式会社
担当  : 広報部
TEL   : 03-5422-6662
FAX   : 03-5422-6664
Eメール : jp.info@mastercontrol.com
受付時間:9時〜17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く

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