ソリューションとして品質管理や監査管理、文書管理などのソフトウェアをグローバルにビジネス展開しているマスターコントロールは、Cepian Technologies, Inc.の買収を発表しました。Cepian Technologies, Inc.は2010年からマスターコントロールのValue-Added Reseller (VAR)として活躍してきた企業です。
下記は、マスターコントロール日本法人代表取締役長兼アジア地区責任者Chad Foxのコメントです。
「マスターコントロールとCepianは2010年にパートナー契約を結びました。パートナー契約当初から良好な関係で、Cepianは韓国市場における素晴らしい基盤を構築し、その結果、マスターコントロールは、そのグローバルで採用されている製品とサービスを韓国市場でもより効果的に提供可能となりました。今回の買収により、ユタ州ソルトレイクシティのマスターコントロール本社から直接のサポートを韓国のお客様へ提供することで、より効率的に製品やサービスの提供が可能となります。また、韓国のマスターコントロールユーザーは、毎年のMasters Summitや地域のユーザーグループ、グローバル品質エキスパートへの直接のアクセス、様々なコンプライアンス関連トレーニングイベントなどのプログラムをご利用いただけるようになります。お客様とこのような関わりを通じて、韓国のお客様は、品質やコンプライアンスの戦略を強化し、世界中の当社顧客の専門技術を利用出来るようになるでしょう。」
Cepianでは、ライフサイエンス業界をマスターコントロールのターゲット市場として位置付けていました。MasterControl Koreaでは、この分野でのサービスを継続しながら、一般製造や化学、食料品、飲料品といった業界にもビジネスを拡大していく予定です。全てのマスターコントロール製品とサービスは、品質ソフトウェア導入の深い経験を持ち、地域の規制と品質要求に通暁した現地の技術者によってサポートされます。
新しいMasterControl Koreaのサイト(http://www.mastercontrol.co.kr/index.html)にアクセスすれば、現地オフィスが韓国のお客様に提供している素晴らしい新製品と品質管理における情報をご提供いたします。
マスターコントロール株式会社について
MasterControl Inc.(マスターコントロール米国法人)は、日本をはじめとする諸外国企業の競争に対応し、アメリカの製造業界において「品質マネジメントの標準化」採用の動きが広がった、90年代初頭の1993年に設立されました。
設立当初は、社名をDocument Control Systems(DCS)とし、その名は品質マネジメントシステム関連の国際規格ISO 9000シリーズ(第一版1987年制定)の規格要求事項に対応するソリューションであるDocument Control Systemsが由来となっています。
マスターコントロールのソリューションは、製造業に限らず、コンプライアンス業界全般に対応しており、米国食品医薬局(FDA)など500社以上のお客様に組織全体の品質管理・保証を支援するソリューションとして採用されています。また、世界のトップ20社以上の製薬会社半数以上に、文書管理(MasterControl Documents™)や教育管理(MasterControl Training™)、品質イベント管理(MasterControl Process™)、品質保証向けソフトウェアであるMasterControl QAAD™等、計9種類のソフトウェアを提供しています。
現在のマスターコントロールは、アメリカ本社をはじめ、イギリス、ドイツ、そして日本の4拠点から世界中の様々な企業へソリューションを提供しており、グローバル展開に不可欠な国境を越えたソリューションとして、またQA(品質保証)をはじめ、組織全体をサポートする品質管理システムとして、多くのお客様からご愛用いただいています。
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