2018年11月27日火曜日

Quality Lifelineの今後の更新について

日頃よりQuality Lifelineをご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日より、マスターコントロールのブログ「Quality Lifeline」は、マスターコントロール公式Webサイトのコンテンツ「コラム」と統合いたしました。

今後の更新につきましては、公式Webサイトのみの更新とさせていただきます。下記URLよりアクセス可能ですので、ブックマーク等の更新をお願いいたします。


マスターコントロール公式Webサイト

それでは、今後ともマスターコントロールをよろしくお願いいたします。

2018年11月26日月曜日

PwC、ヘルスケア政策課題を分析したレポートを発表



プライスウォーターハウスクーパース社(PwC)のHealth Research Institute(HRI)は、米国中間選挙に関連するレポート「Healthcare after the 2018 midterm elections: As control shifts, certainty settles in」を発表しました。このレポートでは、今後2年間で米国ヘルスケア業界に影響を与える可能性の高い政策課題を分析しており、各企業のビジネス戦略にも考慮することを推奨しています。

ライフサイエンス業界(医薬品など)
ライフサイエンス業界では、FDAの査察プロセス等がより効率性を意識した内容となり、業界との距離を縮め、FDAと業界が相互協力していく手法にシフトしていくことが想定されています。

患者
州議会や行政の今後の動き次第で、ポジティブにもネガティブにも影響を受ける可能性があります。

医療機関
議会が連邦政府の影響を受けやすい場合、その州の医療機関では、無保険者の上昇が軽重ながら続くことに注意する必要があります。また、医療費負担の削減を目的とした政策が継続して発表される可能性もあります。

また、HRIでは、選挙前にヘルスケア政策に対するアンケートも実施しており、59%ものアメリカ人がヘルスケア政策が最も重要と回答、年齢や人種、地域を問わず、ヘルスケア政策は関心の高い分野であるとの結果になりました。

政策の複雑化や法規制環境への変化が発生し、業界の展望にも調整が必要と考えられているヘルスケア業界。HRIのレポートでは、各企業が業界全体の機会やリスク等を把握した上でビジネス戦略を構築できるよう、このレポートを発行しました。


レポートは下記のURLよりアクセス可能


HRIでは、ヘルスケア業界に影響を与える展望や新技術などの分析を行っており、自社でのリサーチ等を通じて、企業の経営陣にとって有益な情報提供を行っています。所属するスタッフも業界に精通した多くのエキスパートで構成されており、経営陣からヘルスケア業界における日々の課題まで、様々な領域に対するサポートを行っています。

本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。

2018年11月9日金曜日

ガイダンス更新情報(EMA)


EMAより下記のガイダンスが発表されました。

Questions and answers on bovine spongiform encephalopathies (BSE) and vaccines - Revision 1 (PDF/134.3 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月8日

Questions and answers on the haemagglutination inhibition (HI) test for qualification of influenza vaccine (inactivated) seed preparations - First version (PDF/147.52 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月8日

Guideline on quality aspects included in the product information for vaccines for human use - Revision 1 (PDF/171.39 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

Guideline on the requirements for quality documentation concerning biological investigational medicinal products in clinical trials with tracked changes - Revision 1 (PDF/210.85 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

Guideline on equivalence studies for the demonstration of therapeutic equivalence for locally acting products in the gastrointestinal tract - Revision 1 (PDF/336.94 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

Reflection paper providing an overview of the current regulatory testing requirements for medicinal products for human use and opportunities for implementation of the 3Rs - First (PDF/359.29 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

Guideline on the clinical evaluation of medicinal products indicated for the prophylaxis or treatment of respiratory syncytial virus (RSV) disease - First version (PDF/223.02 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

Guideline on good pharmacovigilance practices (GVP): Product- or Population-Specific Considerations IV: Paediatric population with tracked changes (PDF/305.45 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

Guideline on good pharmacovigilance practices (GVP): Product- or Population-Specific Considerations IV: Paediatric population (PDF/206.02 KB)
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月7日

ガイダンス更新情報(FDA)


FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Meta-Analyses of Randomized Controlled Clinical Trials to Evaluate the Safety of Human Drugs or Biological Products Guidance for Industry (PDF - 227KB)
対象:医薬品
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月6日

Hypertension: Developing Fixed-Dose Combination Drugs for Treatment Guidance for Industry (PDF - 96KB)
対象:医薬品
カテゴリー:FINAL
ステータス:DRAFT
発表日:2018月11月6日

2018年11月2日金曜日

ガイダンス更新情報(FDA)


FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Chronic Hepatitis B Virus Infection: Developing Drugs for Treatment (PDF - 507KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical / Antimicrobial
ステータス:DRAFT
発表日:2018年11月1日

2018年10月26日金曜日

ガイダンス更新情報(FDA)


FDAより下記のガイダンスが発表されました。

M9 Biopharmaceutics Classification System-Based Biowaivers (PDF - 460KB)
対象:医薬品
カテゴリー:ICH – Multidisciplinary
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月25日

Verification Systems Under the Drug Supply Chain Security Act for Certain Prescription Drugs Guidance for Industry (PDF - 357KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月24日

Testicular Toxicity: Evaluation During Drug Development Guidance for Industry (PDF - 180KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical / Medical; Pharmacology / Toxicology
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月24日

2018年10月18日木曜日

ガイダンス更新情報(FDA)


FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Presenting Quantitative Efficacy and Risk Information in Direct-to-Consumer Promotional Labeling and Advertisements Guidance for Industry (PDF - 161KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Advertising
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月16日

Hematologic Malignancies: Regulatory Considerations for Use of Minimal Residual Disease in Development of Drug and Biological Products for Treatment Guidance for Industry (PDF - 174KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical/Medical
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月15日

Rare Diseases: Early Drug Development and the Role of Pre-IND Meetings Guidance for Industry (PDF - 132KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Rare Diseases
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月15日

Developing Targeted Therapies in Low-Frequency Molecular Subsets of a Disease; Guidance for Industry (PDF - 91KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical Pharmacology
ステータス:FINAL
発表日:2018年10月15日

Content of Premarket Submissions for Management of Cybersecurity in Medical Devices - Draft Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff
対象:医療機器
ステータス:DRAFT
発表日:2018年10月18日

2018年10月15日月曜日

イギリス、ブレグジット中止の場合に関するガイダンスを発表


これまでの交渉状況から考えると、イギリスのEU脱退が中止される可能性は低いとされています。しかし、万が一中止となった場合はどのように対応すべきかについて、ガイダンスが発表されました。治験を実施している企業に対し、EU及びEEAから治験薬の供給に影響が出ない様、2019年3月29日以前に準備をすることを推奨しています。

原文はこちら
https://www.gov.uk/government/news/supply-of-investigational-medicinal-products-for-clinical-trials-in-the-event-of-a-no-deal

本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。

2018年10月12日金曜日

ホワイトペーパー更新のお知らせ:eQMSの新規導入・拡張に対して経営陣の支持を得る5つの心得


詳細は、公式サイトより資料請求をご利用ください。

個人またはチームが組織内の品質及びコンプライアンスの効率性や有効性の強化を担当している場合、いずれにしろ、EQMSの新規導入や拡張に向けて経営陣や他部門のサポートを得るという課題に直面することが予想されます。
ソフトウェアの購入やシステムの利用範囲拡張に関する計画などが反対される主な理由として、大部分の経営幹部が挙げるのは、導入コストが高いことです。

2018年10月10日水曜日

2018年10月9日火曜日

ホワイトペーパー更新のお知らせ:21 CFR Part 11:コンプライアンス違反のリスク


詳細は、公式サイトより資料請求をご利用ください。

21 CFR Part 11は、1997年8月に発行された当初、医薬品、バイオテクノロジー、医療機器、及びその他FDA規制対象企業に影響を及ぼす最も重要な規制の1つと考えられていました。 Part 11の目的は、電子記録の信頼性、真正性、妥当性を確保しながら、申請及び記録保管において最新技術の使用が可能となることです。本規則で、電子記録と電子署名を紙の記録及び手書き署名と同等とみなすことが可能となっています。

2018年10月2日火曜日

ガイダンス更新情報(FDA)


FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Contents of a Complete Submission for Threshold Analyses and Human Factors Submissions to Drug and Biologic Applications Guidance for Industry and FDA Staff (PDF - 457KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月28日

Master Protocols: Efficient Clinical Trial Design Strategies to Expedite Development of Oncology Drugs and Biologics Guidance for Industry (PDF - 479KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月28日

Adaptive Design Clinical Trials for Drugs and Biologics (PDF - 623KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical / Medical
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月28日

Adverse Event Reporting for Outsourcing Facilities Under Section 503B of the Federal Food, Drug, and Cosmetic Act (PDF - 434KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Compounding/Drug Safety
ステータス:FINAL
発表日:2018年9月28日

2018年9月28日金曜日

ガイダンス更新情報(FDA)


FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Compounding and Repackaging of Radiopharmaceuticals By Outsourcing Facilities Guidance for Industry (PDF - 324KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Compounding
ステータス:FINAL
発表日:2018年9月25日

Compounding and Repackaging of Radiopharmaceuticals by State-Licensed Nuclear Pharmacies and Federal Facilities Guidance for Industry (PDF - 307KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Compounding
ステータス:FINAL
発表日:2018年9月25日

Insanitary Conditions at Compounding Facilities Guidance for Industry (PDF - 343KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural / Compounding
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月25日

The Special 510(k) Program - Draft Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff
対象:医療機器
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月28日

QA vs. QC(品質保証 vs 品質管理):その違いとは?


組織体制が適切な企業では、品質保証とは製造業務から独立しており、品質管理は製造業務の一部であると考えられています。では、品質保証と品質管理の違いは何でしょうか?

一般的には、品質保証はプロアクティブなものであり、基準と不一致な事柄の発生を防止することを目的としています。一方で、品質管理はリアクティブなもので、検査や試験といった手法を通じて、基準と一致しているかどうかを確認することを目的とします。具体的には、品質保証が製品の品質を維持するための様々なルールや基準を策定し、そのルールと基準に沿って製品をチェックするのが品質管理です。

この関係は、アメリカの州立大学における州政府と各大学にも存在しています。アメリカの州立大学は、州政府が定めた法令によって運用されており、各大学のキャンパスに配属された警察官などは、校内のパトロール等を通じて法令に準拠した環境であり続ける活動を行っています。この場合、州政府の役割が品質保証であり、キャンパスに配属された警察官の役割は品質管理と類似しています。その為、州政府が存在しておらず、警察官だけで法令が制定されている場合、州内の他の州立大学との一貫性が崩れてしまい、同じ州立大学でも学校によって異なる状況が発生する可能性があります。このような状況は企業でも起こりうる可能性があり、複数の工場で同一の製品を製造しているケースで、適用されている手順や規格、運用体制が異なる場合、前述のような問題に直面するリスクがあるからです。

また、FDAやISO 13485で記載のように、「製造部門から独立していること」、「適切な権限を有すること」が品質保証には求められています。組織図上で独立した体制を構築することまでは求められていないですが、管理対象となる全ての部門との関係において、利益相反を避ける必要があります。一方で、独立した体制を構築せずに、品質保証に関わる全ての利益相反を回避することは、一部の企業では難しいといった現実的な課題もあります。

品質保証が製造または開発とは異なる独自の組織として存在していない場合、様々な利益相反が発生する可能性があり、次の表では、そのような事を要因とした事例をご紹介します。

対象分野・業務
状況例
報告体制、部門評価及び業績目標/業績評価指標
品質保証担当者は、製造業務の重要業績評価指標( KPI)として、 製品検査の合格率を最高業務責任者に報告しています。

品質保証部門は、組立後の製品が不合格となってしまう原因になりうる原材料や構成部品の数を低減させる為、検査に関する教育を実施し、中間検査や最終検査における合格率の改善を支援しています。

また、品質保証は製品毎のAQL(合格品質水準)を設定する役割も担っています。その為、優れたAQLとは、いかなる不適合品でも見つけ出すことができる基準であり、また、検査対象の数を増やすことにより、その精度を改善することができます。一方で、このような厳しい品質水準を設定した場合、検査の合格率が大幅に下がり、結果として、前述のKPI達成を遠ざけてしまう行動となる可能性があります。
実地調査の必要性
品質保証担当者は、製造部門がA社(サプライヤー)と開く会議に定期的に参加しています。この会議では、A社の業務プロセスや人員等に関する課題が議論されており、品質保証の担当者としては、A社に対する懸念や疑念が大きく、実地監査を実施する必要性があると判断しました。

B社は、現在、サプライヤー要件を全て満たしており、C社に関しては、要件を大幅に上回る実績を残してきていました。その結果、B社及びC社に対しては、現地調査は実施せず、質問票に対する回答を持って、各社の品質状況を確認していました。

しかし、別の機会で現地調査をB社及びC社に対して実施した所、B社では装置のメンテナンスが有効期限を超過していたり、煩雑な出荷判定を行っていたことが明らかになりました。C社でも類似した課題が実地調査によって確認されました。この3社との取引及びリスクが類似した内容である現状を踏まえると、A社に対して現地調査を実施する判断をしたのであれば、B社及びC社に対しても実施すべきであり、また、特定の担当者から得た情報だけで、各社の品質レベルを判断するというのは、偏った品質判断を行っていると言えます。


ケーススタディ:統計的手法の選択における利益相反
設計検証試験(DVT)で適用される統計的手法の採用に関して品質保証は責任があり、次の表では、開発と製造それぞれに関連する利益相反のポイントを説明しています。万が一、品質保証の独立性が担保できていない場合、下記のようなケースにおいて適切な判断ができていないという懸念が発生します。


開発 製造
考査点 利益 統計的手法 利益 統計的手法
必要データ量 試験報告書の作成に十分なリソースを確保する上で必要となるデータ量が最小限で期日が守れる統計的手法を選択 記述統計(平均、SD、レンジなど) 仮説検定 製造工程内で使用される自動試験システム/装置を使用する製品属性に関する特性データを得る設計確認試験の使用 グラフ法 (散布図/折れ線グラフ、パレート分析、Frequency Over Time Plots等)
サンプルサイズ サンプルサイズが最小のもの、あるいは試作品及び技術の構築に対する開発予算に応じてサンプルサイズを調整 仮説検定
受入サンプリング計画(不具合重大度は軽度/軽微で高いAQL)
実験計画法
合否判定率の予測可能性を高めるためにサンプルサイズを拡大 信頼水準または信頼度水準(高)
AQLを下げた受入サンプリング計画
分散分析(ANOVA)
不適合品の修正コスト フィードバックに対するコスト-最先端/デザイン力 実験計画法
AQLを下げた受入サンプリング計画
信頼水準または信頼度水準(高)
生産停止または回収の回避 AQLを下げた受入サンプリング計画
信頼水準または信頼度水準(高)
仕様変更 材料及び技術に従って正確な仕様の策定 グラフ法
(散布図/折れ線グラフ、パレート分析、Frequency Over Time Plots等)
実験計画法
分散分析(ANOVA)
変更された仕様(現行DMRの力量)とプロセスバリデーションへの影響を試験する製造装置 記述統計(平均、SD、レンジなど):製造装置の記述統計の評価に使用可能
サプライヤーの実績/サプライヤー評価:最新の仕様または最新の要求事項に対するサプライヤーの適格性評価(環境モニタリング、機器のニーズなどに対する潜在的影響) 記述統計(平均、SD、レンジなど):サプライヤー要求事項または材料受入に関する要求事項の定義に仕様可能


品質保証が製品の品質を保証するためには、「独立」していることが必須であることが理解できたと思いますので、品質保証と品質管理それぞれの責務を明確にし、この2部門間の組織内での関係性について明確にしていきます。  

品質保証とは従来、以下の責任を担うもので、プロアクティブであり、不適合品の生産を回避することを目的としています。

品質保証の責任
他部門との関連性及び責任
文書管理
変更管理
不適合材料:調査及び廃棄
設計管理
ソフトウェアリリース
サプライヤー評価とモニタリング
サプライヤーに対する是正措置
社内監査
査察サンプリング計画策定
是正・予防措置
品質システムマネジメントのレビュー
品質記録管理
統計的手法の選択
苦情管理
環境管理
ラベル管理
最終製品/出荷
滅菌品の出荷
機器原簿(DMR)
機器履歴簿(DHR)
品質課題に対する傾向分析

品質管理は従来、以下の責務を担うもので、リアクティブで、検査及び試験のメカニズムを用いて不適合品を検出、隔離することを目的としています。

品質管理の責任
他部門との関連性及び責任
材料検査
マテリアルハンドリング(材料取扱い)及び保管
不適合材料:調査及び隔離
返品承認
モニタリング及び測定装置の管理及び較正
中間検査及び試験
最終製品検査
環境モニタリング
ラベリングに対する査察



著者のご紹介
Kim Washburn

規制関連業務専門家として、Kim Washburnは米国、EU、カナダをはじめとする世界70か国以上で活躍した実績を持つ。医療機器、生体外診断法、医薬品及び生物製剤業界にて15年以上の経験を有す。承認申請及び新製品開発サポート、ラベリング、医療機器ソフトウェア、FDA対応設計管理、リスク管理、技術文書作成を専門領域とする。コンサルタント以前は、Abbott Laboratories、OrthoSensor、NNipro Diabetes Systems及びUniversity of Miami Tissue Bankにおいて職責を務めた。West Point (United States Military Academy)から編入後、llinois State UniversityにてBiology/Computer Science(BS)取得。お問合せ先:kimberleewashburn@gmail.com

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2018年9月25日火曜日

ガイダンス更新情報(FDA・EMA)

FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Product Identifiers under the Drug Supply Chain Security Act - Questions and Answers (PDF - 363KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Labeling
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月19日

Product Identifier Requirements Under the Drug Supply Chain Security Act – Compliance Policy Guidance for Industry (PDF - 254KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural
ステータス:FINAL
発表日2018年9月19日

Grandfathering Policy for Packages and Homogenous Cases of Product Without a Product Identifier (PDF - 319KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural
ステータス:FINAL
発表日2018年9月19日

Good Review Management Principles and Practices for New Drug Applications and Biologics License Applications (PDF - 98KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Procedural
ステータス:REVISED DRAFT
発表日2018年9月24日

ANDA Submissions — Content and Format of Abbreviated New Drug Applications (PDF - 833KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Generics /User Fees
ステータス:FINAL
発表日2018年9月24日

Civil Money Penalties Relating to the ClinicalTrials.gov Data Bank
対象:医療機器
ステータス:DRAFT
発表日2018年9月20日

Heparin-Containing Medical Devices and Combination Products: Recommendations for Labeling and Safety Testing - Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff (PDF - 345KB)
対象:医療機器
ステータス:FINAL
発表日2018年9月20日

Benefit-Risk Factors to Consider When Determining Substantial Equivalence in Premarket Notifications (510(k)) with Different Technological Characteristics - Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff (PDF - 538KB)
対象:医療機器
ステータス:FINAL
発表日2018年9月25日


EMAより下記のガイダンスが発表されました。

Concept paper on the need for revision of the guideline on the investigation of medicinal products in the term and preterm neonate - Revision 1
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月17日

2018年9月19日水曜日

クラウドサービス:バリデーション課題への解決策として


ライフサイエンス分野におけるシステム導入では、多くの企業で膨大な時間がCSV(Computer System Validation)に費やされています。しかし、リスクベースのアプローチとクラウドサービスの誕生は、この従来の傾向を大きく進化させる可能性を秘めており、適切に組み入れることで、よりスピーディーにCSVを実施することに繋がります。

マスターコントロールでは、年間で数百ものシステムアップグレードを実施しています。このような膨大な数のアップグレードを効率的に実施する為、独自開発した製品やサービスをCSV専門チームが提供することで、効率性と効果性の双方を実現しています。そのCSV専門チームのバリデーション エキスパートであるErin Wrightは、年間で数十ものアップグレードを担当しており、マスターコントロールのシステムに限らず、効率的にCSVを実施する上での8つのポイントを本稿ではご紹介しています。

1. サプライヤーが提供する文書やテンプレートを評価、活用

FDA(米国食品医薬品局)は、法規制の中で「Least Burdensome Approach」の使用を推奨しています。
「Least Burdensome Approach」とは、最低限の負担を伴う手法であり、サプライヤーが提供する文書の活用がこれに該当します。マスターコントロールでも、CSV文書セットの活用をお客様には推奨しており、新規導入とアップグレードの双方でCSV文書作成にかかる工数を大幅に削減することに繋がります。また、カスタム開発の場合を除けば、システムを開発した当事者が要件や仕様に一番詳しいのは明らかであり、そのような事情からもサプライヤー提供の文書利用を薦めています。

2. CSV文書にサプライヤーのテスト結果を含める

一部のマスターコントロールのお客様では、社内規定等の関係で、CSV文書セットに含まれる機能検証結果を利用せず、独自のテスト計画やスクリプトを作成されています。しかし、そのようなスクリプトで独自のテストを実施しても、その内容はマスターコントロールの機能検証結果に既に含まれる内容であり、結果として、重複したテストをプロジェクト内で複数回、実施している状態となります。一方で、米国及び欧州のソフトウェア業界では、他のテクノロジー分野と同様、様々な変化(クラウドサービス、自動アップグレードなど)が起こっており、CSVについては、重複したテストを繰り返すのではなく、もっと効率的な手法を導入していく必要があります。

3. カスタム開発や設定は極力避ける

様々なオプション設定や拡張性は、パッケージソフトウェアにおいては魅力的である一方、その選択肢の多さに混乱してしまったり、仕組みが非常に複雑になる可能性があります。システム設定を検討するうえで、将来的な拡張性、簡単な操作性、そして運用の容易性の3点がポイントとなります。一般的に「ベストプラクティス」と呼ばれる設定や手法は、そのような点が考慮されており、また、実際の導入も行われたモデルですので、新しい設定や運用を発明するよりも、より確実に導入コストの削減と成果につなげることができます。

4. 自社固有の設定と利用方法に対する評価

リスクベースでバリデーションを実施するには、自社が使用している機能と運用方法を認識し、詳細な評価を実施することを推奨しています。リスクベースのアプローチは、ソフトウェアが提供する機能の重要度だけではなく、自社がどの機能を使用しているかも考慮する必要があります。また、これを実施するには、ソフトウェアの仕様と関連する法規制に対する知識が必要です。

5. クリティカルな業務を中心としたバリデーション戦略

リスクベースで考える場合、各業務に対して優先度等が設定されますので、全てをバリデーションする必要はありません。自社の製品やサービスの品質と安全性に最も重大な影響を与える分野を「クリティカルな業務」と定義し、その分野を中心にリスク評価を実施していきましょう。

6. リスク評価に基づいたソフトウェアのバリデーション

リスク評価が終了したら、その結果に基づいて、ソフトウェアのバリデーションを行います。その際、「高リスク」と評価された業務を中心にソフトウェアのバリデーションを実施することが重要なポイントです。また、クラウドサービスの提供者が自社で機能検証等を実施している場合、そのような文書を活用することもコスト削減のポイントとなります。

7. アップグレードには変更管理を活用

アップグレードを実施する際、バリデーションに関する適切な情報を変更管理として運用することを推奨しています。これは、承認対象となる文書を一本化することによるスピードアップと、変更内容をレビューする際に1か所で全てが確認できる運用体制を意図しています。

8. 最新の機能や障害修正の適用

CSVの更新を理由として、最新の機能や障害修正を妥協することは、CSVの本来の目的から逸れています。ライフサイエンス業界にソフトウェアを提供しているベンダーであれば、CSVにかかる時間や費用の課題は熟知しており、それに合わせた製品やサービスを提供していますので、確認してみましょう。

今回のポイントは、GAMP及びFDAのバリデーションに関するガイダンスを基にご紹介しました。

最後に、導入時にお客様にもご紹介していることですが、「トラディショナル」な手法とは、手慣れた手法であり成果も予測できるので、変化は極力望まないという考え方であると理解しているかと思います。しかし、正しい考え方とツール、戦略が揃えば、そのような従来の手法を進化させ、効率性と効果性の双方をレベルアップさせることができます。




著者のご紹介
Cindy Fazzi
Staff Writer, MasterControl Inc.
オハイオ州立大学にてジャーナリズムの学位を取得後、オハイオやニューヨークのAP通信にて20年以上、報道や編集を経験。現在は、ライフサイエンス業界を中心に、マスターコントロールにて執筆業務を担当しています。

本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。

2018年9月12日水曜日

ガイダンス更新情報(FDA)

FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Postapproval Changes to Drug Substances Guidance for Industry (PDF - 393KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Pharmaceutical Quality/CMC.
ステータス:DRAFT
発表日2018年9月10日

2018年9月7日金曜日

FDA、製造拠点に対する査察の優先度に関する見解を発表


FDA(米国食品医薬品局)は、査察対象とする製造拠点の選定に関するマニュアルを発表しました。これは米国内外の両方を対象とした内容となっており、2017年に対象となっていた5,063施設の中で、実際には1,453施設(内762施設は海外)に対して査察が実施されましたが、リスクベースで進めていく上で対象となるリスクに関する説明等が記載されています。また、EUとのMRA(Mutual Recognition Agreement (MRA)も施設選定において関連しています。

※原文はこちら
Understanding CDER’s Risk-Based Site Selection Model (PDF - 83KB)

Mutual Recognition Agreement (MRA)
https://www.fda.gov/InternationalPrograms/Agreements/ucm598735.htm

ガイダンス更新情報(FDA)

FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Allergic Rhinitis: Developing Drug Products for Treatment Guidance for Industry (PDF - 120KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical/Medical
ステータス:FINAL
発表日:2018年9月5日

Nonallergic Rhinitis: Developing Drug Products for Treatment (PDF - 75KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical/Medical
ステータス:FINAL
発表日:2018年9月5日

Consideration of Uncertainty in Making Benefit-Risk Determinations in Medical Device Premarket Approvals, De Novo Classifications, and Humanitarian Device Exemptions - Draft Guidance for Industry and Food and Drug Administration Staff
対象:医療機器
ステータス:DRAFT
発表日:2018年9月6日

2018年9月5日水曜日

ガイダンス更新情報(FDA)

FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Physiologically Based Pharmacokinetic Analyses — Format and Content Guidance for Industry (PDF - 87KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical Pharmacology
ステータス:FINAL
発表日:2018年9月4日

2018年8月28日火曜日

ISO、エネルギーマネジメントの最新規格「ISO 50001:2018」を発行


ISO(国際標準化機構)は、企業のエネルギー利用に対する継続的な改善を組織全体で実現するマネジメントシステム「ISO 50001:2018」を発行しました。この改定により、ISO 50001:2011を取得済の企業は3年以内に改訂版への対応が必要となります。また、今回の改定がISOのマネジメントシステム規格の共通構造であるHLS(ハイレベルストラクチャー)への対応だったこともあり、ISO 9001やISO 14001といった他のマネジメントシステムと構造の共通化が行われ、この対応に関連して様々な要件に対する改訂が行われました。また、レビュープロセスやEnPls(エネルギーパフォーマンス指標)、エネルギーに関するデータ収集に関する要件も更新されています。

ISO 50001:2018
https://www.iso.org/standard/69426.html

2018年8月24日金曜日

ガイダンス更新情報(FDA)

FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Hematologic Malignancy and Oncologic Disease: Considerations for Use of Placebos and Blinding in Randomized Controlled Clinical Trials for Drug Product Development Guidance for Industry (PDF - 61KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical/Medical
ステータス:DRAFT
発表日:2018年8月23日

Osteoarthritis: Structural Endpoints for the Development of Drugs (PDF - 60KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Clinical/Medical
ステータス:DRAFT
発表日2018年8月22日

2018年8月22日水曜日

ガイダンス更新情報(FDA)

FDAより下記のガイダンスが発表されました。

Quality Attribute Considerations for Chewable Tablets Guidance for Industry (PDF - 169KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Pharmaceutical Quality/CMC
ステータス:FINAL
発表日:2018年8月20日

Microdose Radiopharmaceutical Diagnostic Drugs: Nonclinical Study Recommendations (PDF - 83KB)
対象:医薬品
カテゴリー:Pharmacology/Toxicology
ステータス:FINAL
発表日:2018年8月20日

2018年8月20日月曜日

MHRAのデータインテグリティー ガイドライン(ファイナル)に関して

MHRAのデータインテグリティーに関するガイドラインの世界に与える影響

FDA(米国食品医薬品局)がデータインテグリティーやcGMPに関するガイダンス(ドラフト)を発表してから約2年が経過しました。大きな話題性とともに発表された一方、記載に基づいて対応することが難しい条文もあり、関係者からも様々な批判の声が上がりました。

FDAによるドラフトガイダンスの最終化を待っている間、イギリスのMHRA(医薬品・医療製品規制庁)から、「GxP Data Integrity」に関するガイダンス(ファイナル)が発行されました。この文書はPIC/SやWHO、OECD、そしてEMAのデータインテグリティーの要件と連携しており、リスクや優先度、ライフサイクルといったデータマネジメントに対するリスクベースのアプローチが記載されています。

続いて、このガイドラインに記載されたデータインテグリティーの原則は下記の通りです。

  • 企業は、紙や電子といったフォーマットを問わず、全てのデータは完全で一貫性があり、正確であることを確実にできる組織としての文化を構築する必要があります。
  • 自動化またはシステム化された運用から紙ベースに戻す、またはその反対を行ったとしても、データインテグリティーに対する適切な管理が必要です。
  • データインテグリティの弱点が発見された場合、関連する全ての業務やシステムに対して、適切な是正措置・予防措置を実施し、単発の処理で終わらないことを確実にしなくてはなりません。
  • FDAのドラフトガイダンスでは、データは、Attributable(帰属性)、Legible(判読性)、Contemporaneous(同時性)、Original(原本性)、Accurate(正確性)を兼ね備えているべきというALCOAの概念を紹介しており、MHRAガイダンスでは、Complete(完全性)、Consistent(首尾一貫性)、Enduring(存続性)、Available(利用可能性)を有するべきというデータの新たな概念「ALCOA+」について言及しています。
  • 製品や患者への影響が軽微なデータの場合、管理の労力や頻度の軽減が認められる場合があります。
  • システムとプロセスは、データインテグリティの原則に準拠するように設計する必要があります。
  • 生データ/ソースデータを記録する様式へのアクセスは、適切に管理する必要があります。記録の再作成等を防止する為、他のデータとの一致にて確認できる手法(ページ番号等が記載された管理台帳などの利用)も必要です。
  • 作業を記録する記録者を作業者の代わりに用いることは、正当性が認められる場合、その検討が認められています。これは、作業者が業務と並行で記録することで、製品や業務の質に損害が生じる場合などが一例として挙げられています。この場合、別の担当者による記録作成は、遂行している業務と同時に行われるべきであり、記録には業務を実施した担当者と記録した担当者の双方を明記する必要があります。業務を行った担当者による記録への署名は、可能な限り同じタイミングで行うべきではありますが、この署名は事後に行うことも認められています。
  • 測定やサンプリング、または取得した数量ではない状態に対して、有効な科学的正当性を示せる場合、そのデータを除外することができます。しかし、どのような状況下でも、その正当性を文書化し、データのレビューや報告時に検討の対象とするべきです。また、全てのデータ(除外したものも含む)は、オリジナルのデータと共に保管し、レビュー時に、データを除外するという判断が正しかったのか確認できるような形式にする必要があります。
  • アクセスコントロールをフル活用し、担当者は自身の役割に必要な機能のみアクセスできる環境を整え、各操作を特定の個人に帰属できるようにする必要があります。企業は、各スタッフに与えたアクセスレベルを提示できるように管理する必要があり、ユーザーのアクセスレベルに関する履歴が確認できるようにする必要があります。
  • 理論的根拠がサポートするデータインテグリティのリスクに基づき、その条件にて運用可能な文書化されたシステムの設計や実装、運用することが企業には期待されています。適切なアプローチの一例は、データインテグリティに関するリスクアセスメント(DIRA)を実行することです。DIRAは、データの作成または収集するプロセスを洗い出し、それぞれのフォーマットと管理を確認、各データの重要度と本質的なリスクを文書化することを意味しています。

FDAがドラフトを発行してから2年が経過した一方、当局は暫定的にこのガイダンスの多くの原則に依拠し対応を行っている関係上、多くの企業に対してウォーニングレターが発行され、輸入停止といった厳しい措置が取られたケースも発生しています。このような状況を踏まえると、FDAがこのガイダンスを最終化することは急務であり、記載に基づいた対応が難しい条文等で苦労している企業への解決策にもなることが期待されています。



著者のご紹介
Mark L. Schwartz
Director, Hyman, Phelps & McNamara, P.C.

Mark L. Schwartzは、(Hyman, Phelps & McNamara P.C.のディレクターを務め、生物学、医薬品コンプライアンス、並びに規制問題に関しクライアントへのアドバイスを行う。さまざまな役職を経験しながらFDAで約13年を過ごした後に、同社に入社。直近では、CBERのOffice of Compliance and Biologics Quality(約140人)の副部長を経て、コミッショナー、センタディレクター、Compliance and Biologics Quality部門やCBERとCDERのその他部門のディレクターに生物製剤、医薬品及び医療機器に係るさまざまコンプライアンス問題に対する助言を行う。

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